祭りの衣装



●祭りと女ふんどし



まず下の写真をご覧下さい。

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これは東京のある祭りにおける写真です。ヤラセでもなんでもなく、晒しふんどし姿の女性が衆人環視の中、神輿の上で堂々とふんどし姿を披露しています。残念ながら後姿の写真はありませんが、それは見事にお尻に食い込んでいるに違いありません。祭りにユルフンなぞシャレにもなりませんので・・・。神輿は女神輿ではなく、男性も女性も一緒になって担いでいます。いやはや、この女性の心意気には感心してしまいます。年齢も20歳代の妙齢で、恥ずかしくないのでしょうか?さすがは下町。こんな「イナセなお姉さん」が登場するのも、まさしく下町気質ならではないでしょうか。


●次はこの写真です。

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この写真は1990年代の、東京はやはり下町の、ある有名なサンバカーニバルでの写真です。サンバということで日本の伝統的な祭りではありませんが、西洋の祭りに日本の褌で対抗するというのもなかなか見上げた根性というか、大和撫子の心意気というべきか。 この女性達、実は与論島から島の観光宣伝のためにサンバカーニバルに参加したとのことでした。ふんどしの後ろをリボン状に結ぶなど、なかなか工夫を凝らしています。4枚目の写真はふんどしではありませんが、同じサンバカーニバルで見つけたふんどしビキニですので、ついでに掲載しました。


●もうひとつおまけです。

●これはある大学での文化祭の1シーンです。真ん中左よりの女性は胸こそスポーツブラを着用していますが、下半身は越中ふんどしを締めています。


●これら以外にもネット上では「女性でもふんどしで参加できる祭りはないか」というような質問が女性から寄せられていたり、あるいは「毎年男性に混じってふんどしを締めて祭りに参加しています。祭りの興奮も手伝ってか、私のアソコはいつも濡れ濡れです!」というような文章が散見されるのですが、いずれも写真などが添付されていないため、本当に女性からの投稿なのか、或いはネカマ様なのか真偽は不明です。

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●一般的に祭りに褌は付き物です。全国各地で「はだか祭り」と称するものは、スッポンポンのヌードフェスティバルのことでは勿論これなく、普通は男性の褌姿のことを意味します。なぜ褌になるのかといえば、はだか祭りの発祥が「褌時代」にまで遡るものであるというのも大きな理由ですが、それ以外にも祭りの心意気を表したり、景気付けの役目を果たしたり、あるいは神に対する畏敬の念から不浄なものを祓い清める(=即ち服を脱ぐ)という意味もあったりと、実に色々な要素が絡み合っているのです。





●他方、祭りに女ふんどしが登場しない理由としては、時代や場所によっては女性は不浄なものとして神に捧げる祭りに参加できなかったなどの理由もありますが、そもそも褌は女性の下着ではないからという、ごく当たり前の理由になりましょう。

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●しかし子供は例外として扱われることがありました。つまり子供は子供であって、男女の性を超越している、という考えです。この考えの延長で女の子にふんどしをさせることがあります。女ふんどしならぬ「少女ふんどし」です。

  注)この「子供は性の区別をしない」という考え方はヨーロッパにもあります。たとえばドイツ語の名詞には男性名詞、
     女性名詞のほかに中性名詞というものが存在します。動物を表す名詞の性は一般的には自然の性に従います
     が、子供はオスメスの区別なく中性になります。 例えば牡牛=男性名詞、牝牛=女性名詞、子牛=中性名詞と
     いうような具合です。 同様に子馬、子鶏なども中性で表します。人間の場合も男女の区別なく赤ちゃんは中性に
     なります。つまり子供や小さいものは性の区別をしないということです。




●さて、だんだん核心に迫ってきた祭りと女ふんどしです。この「祭り」と「女ふんどし」が結びつく時に、どうしても触れなければならない事柄があります。それが山笠です。

山笠-3
山笠-4

●あらかじめお断りしておきますが、筆者は不幸にして山笠のなんたるか、その本質を理解しておりません。そして山笠をこよなく愛している諸兄の、その深い思い入れを揶揄(やゆ)し、弄(もてあそ)ぶ気もさらさらありません。しかし「祭りと女ふんどし」をテーマにした場合、事象のひとつとして山笠を取り上げざるを得ないということをご理解ください。

●前置きが長くなりましたが、ご存知の方も多いでしょう。山笠には女ふんどしが登場します(正確には子供山笠に締め込み、というところですね)。 前垂れで正面からははっきりと判りませんが、お尻はプリプリにふんどしが食い込んでいます。 ・・・とは言え、山笠に詳しくない筆者としてはこれ以上山笠についてウダウダと講釈することは差し控えます。山笠の写真もある程度所持しているのですが、プライバシーなど「諸般の事情」を考慮してここでは下の2枚以外には公表を控えることにいたします。
山笠-1
山笠-2

⇒そもそも少女のふんどしということになると、ややもすると幼児ポルノの類と間違われてしまうことがあり、真剣に女ふんどしを研究しようという我々の純朴にして無垢、崇高にして一徹な意思(ホントか?)とは裏腹な結果になることがあります。この子供山笠にしても同様で、最近ではふんどし(⇒山笠では「締め込み」と言いますが)を締めたがらない子供が多いとか。また写真撮影などもかなり制限を受けるようになったとも聞きます。

山笠-5
山笠-6

●この少女ふんどしについては実は掘り下げてみれば色々と面白いテーマもあるのですが、まぁそれはいつか別の機会に譲ることにいたしましょう。


注)ここに引用しました山笠の写真並びにイラストについては、作者不明のため、事前のご了解を得ることができずに掲載させていただきました。肖像権、著作権等の問題がある場合には、どうぞご連絡ください。



*このサイトは「ふんどしビキニ調査隊」(日本ふんどしビキニ保護振興協会公式サイト)を元に作成しています。


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